ヴィジュアルアート
Composition of colors
KEITA SAKAI
子供が色を塗る際、その子ならではの統一的な諸選択が見えることがあるだろう。好きな色を多く使う子や、思いついた色を楽しく使う子など。 子供の瞬発的創造力から描かれる絵は、特異なタッチや色の塗り分けがなされている。 感覚で描くことから子供の絵は始まり、遊びとして楽しみながら描く。そうした描くことの繰り返しから、リズムやルールの様なものが、絵のスタイルとして形成される。 スタイルは描く行為のシステムと共にあり、無意識な統一的諸選択により絵画となるだろう。