ZONE3

幅の広い『大階段』が続く『esplanade』では、テクノロジーを駆使したもの、ドキュメンタリー映像や音楽作品、壁一面を展示域として活用した絵画作品など、バリエーションに富んだ展示エリアです。

HarvestX 〜完全自動栽培に向けた果実の自動授粉・収穫ロボットシステム〜

市川 友貴

Yuki Ichikawa

第3期生

[ テクノロジー ]

プロジェクト名 : HARVESTX
メンバー : 市川友貴(プロジェクトリーダー)、鈴木雄晴、渡邉碧為

概要 : HARVESTXでは、将来の食料増産や労働力不足を解決するため、植物工場での果実の全自動栽培を目的とした各種ロボットの研究開発を行なっている。
現在はいちごに注目し、受粉と収穫というこれまで人間の負担が大きかった作業を自動化するロボットの開発を進めている。

flow world

松本 千里

chisato MATSUMOTO

第3期生

[ 工芸 ]

染織技術である巻上げ絞り技法により個と群衆を表した作品です。絞りのひとつひとつが群落を形成し、大きな統一体を脈動させながら抱えたエネルギーを放出します。
我々は集団原理の世界で、個として社会に働きながら、群衆の一員として生き、常にそれらに囲まれています。群衆による力は大きく、心強いときもあれば、時に暴走しかねない危うさをも感じます。
同調意識の濁流のなかで我々はどこへ流れ着くのでしょうか。

Complex

松信 卓也

Takuya Matsunobu

第3期生

[ メディアアート ]

質量のない模様、ただ視界にのみ存在するその模様は変幻自在に変容し、消え、そしてまた目の前に現れる。
本作品では、古くから馴染み深いモアレという視覚的な現象に電子的な制御を介入させることで、現象への複雑性の付与を試みた。電子的な制御は物質と絡み合うことで複雑性を纏い、無作為性を獲得する。

YUGO×SHOW-GO

SHOW-GO

SHOW-GO

第3期生

[ ダンス ]

一つの音たちは
揃えばまた違った音として
私たちの目の前に現れる。

Genesis

春原 直人

Naoto SUNOHARA

第3期生

[ 絵画 ]

私たちが何かを感じたり、気づいたりする時、その背景には今に引き寄せられ働いている過去の体験がある。事実としての世界だけではなく、自己の無数に沈殿している体験の素材から構成される世界を同時に生きる中で、比較と判断を繰り返し、「もの」の意味が発生する。私たちはどれだけその訴えに応えることができるのだろうか。

SCISSIONE/分裂

芦藻 彬

AKIRA ASHIMO

第3期生

[ 漫画 ]

イタリア・ヴェネツィアの建築家カルロ・スカルパによる建築群"LA TOMBA BRION”。
この世とあの世をつなぐこの建築を彷徨するものたちは、青い蝶と共に絶えず自らの影を追う。

建築は分裂を繰り返し、ものたちもまた分裂を繰り返す。果てて待つのは合体の兆しとなる視点と、終わりなき繰り返しの始まり。

境界を越え合体を迎えるその瞬間まで、彼らの彷徨は終わらない。

海はビア

西片 梨帆

Nishikata Riho

第3期生

[ 音楽 ]

4月8日にタワーレコードで発売される1st single
「海はビア」を詩、映像、空間から紐解いていく。誰かを思い、焦がれては、恥ずかしくなる感情を押し寄せる波とすぐに消えてしまう泡に例え、内省的な「個」の体験から向き合い、象徴として、この曲を残した。 -----------
むらさきを隠して桃色であなたに話しかけたい

Empathy Trip

久保田 徹

Toru Kubota

第3期生

[ ドキュメンタリー ]

平和活動家のテトはミャンマーで迫害されるイスラム教徒ロヒンギャのために立ち上がり、難民キャンプへ旅立つ。
ミャンマー国内でテロリスト扱いをされているロヒンギャを支援することは、命の危険が伴う。

テトは一度空港で拘束されミャンマーへと強制送還されるも、彼の挑戦は続く。

Thet Swe Win, a peace activist in Myanmar, departs for Bangladesh to meet persecuted Rohingya minority Muslims even though the majority of Burmese Buddhists neglect and revile the Rohingya.

Thet was once detained at Bangladesh immigration and deported to Myanmar, but his challenge continues.

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