過去の展示
let us cultivate our garden
2024年9月13日(金)〜9月15日(日)
石島 響
石島響 個展『let us cultivate our garden』
クマ財団の活動支援生11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、自身の創作のプレゼンテーションを行うシリーズ企画「KUMA selection2024」。その第9弾として、アーティスト・石島響による個展『let us cultivate our garden』を9月13日(金)〜9月15日(日)の3日間開催します。
【STATEMENT】
私の物語を、私たちの物語にする。
今回展示する”cultivate my/our garden”は、2023-24年にコロンビア、日本、ドイツで行った、創造的なフェミニズム活動に取り組む人々や、広める場所を創る人々へのインタビューと、その活動の元になった「個人的な物語」に基づいたドキュメンタリーインスタレーションである。最善説を風刺した小説『カンディード』の最後の台詞 “but let us cultivate our garden(でも、私たちの庭を耕さなきゃ)”で表現された「私/私たちの庭を耕す」ことは、私たちを生かすケアであり、現状を変える抵抗行為である。
異なる社会環境の中で活動する人々の物語が共鳴するこの庭であなたが出会う「個人的な物語」と言葉の種が、いつか芽吹きますように。
PROFILE
ドイツ在住のマルチメディアアーティスト。芸術と社会問題の相互作用性や、テクノロジーが個人の認識や知覚、感情に与える影響についてのリサーチと芸術実践を行う。インスタレーション、映像、インターネットアート等の多岐に渡る制作を通し、見えないものを想像させる現象や体験、身体感覚を表現する。 多摩美術大学大学院修了(MFA)後、ベルリン芸術大学大学院ビジュアルコミュニケーション ニューメディア修了(MA)。現在はベルリンを拠点に活動中。
Webサイト: https://i-hibiki.de/
Instagram: https://www.instagram.com/hibiki_issy/
石島響のインタビュー記事はこちら|https://kuma-foundation.org/news/3395/
【クリエイターコメント】
政治や社会に関する個人の語りは、アートの業界も含め日本ではいまだに忌避されている様に感じます。2019年からのドイツ生活の中で私が実感したことは、「個人的なことは政治的なこと」というスローガンの通り、私たちの「個人的な物語」こそがこの社会を変え形作っていくのだということでした。特にフェミニストの人々やフェミニズムの本から受け取った物語や言葉は、私にとって自分が個人として社会の中で無意識に内在化させてきた見えない抑圧に気づくきっかけになりました。
「私の(個人的な)物語」を共有することで「私たちの物語」に変えていく事は変化を起こす為の重要な戦略です。今回の制作活動で私が受け取ってきた物語と言葉を、この展示と作品を通してみなさんと共有できたら嬉しいです。
INFORMATION
タイトル|let us cultivate our garden
出展作家|石島 響
会 期|2024年9月13日(金)〜9月15日(日)
開館時間|12:00 – 19:00 ※初日は16:00から
料 金|無料
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。
当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
メインビジュアル|Yui Yamagishi
主 催|公益財団法人クマ財団
お問合せ|クマ財団事務局
Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 – 19:00)
フォーム: https://kuma-foundation.org/contact/
EVENT INFORMATION
Title
let us cultivate our garden
Creator
石島 響
Date
2024年9月13日(金)〜9月15日(日)
Venue
〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi
Time
12:00 - 19:00 ※初日は16:00から
Price
無料
ART WORK
参加クリエイター作品
CREATOR PROFILE
参加クリエイター
石島 響
Ishijima Hibiki
- 第4期生
- 活動支援
メディアアート
インスタレーション、映像、キネティックアートやインターネットアート等多岐に渡る表現方法を用いて、芸術と社会の相互作用性、メディアによって生じる個人の認識や感情への影響についてのリサーチと芸術実践を行っている。手法として、見えていないものを想像させる体験や現象、身体感覚などを扱う。
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