過去の展示

呼吸する距離

2022/10/29(土)〜11/6(日)

帷子つらね | 桒原 幹治 | 柴田まお | 曾 斯琴 | 山﨑 結子

若手クリエイターを紹介する企画シリーズKUMA experiment 第二弾開催!

次世代を担うクリエイターの育成に取り組む公益財団法人クマ財団は、クリエイター奨学生第6期・55名が発表するシリーズ『KUMA experiment』の第二弾として企画展『呼吸する距離』を2022年10/29(土)〜11/6(日)に開催いたします。

コミュニケーションの排他性や暴力性、脆さをテーマとする歌人の帷子つらね、様々なメディアでリズムの概念とその諸相に迫る桒原幹治、「人と人の繋がり」を見つめ、彫刻やインスタレーションを制作する柴田まお、関係性を考え、現代社会に溶け込む染織作品を創る曾斯琴、写真を軸に個人間のコミュニケーションを重要視し制作する山﨑結子の5名が現代の関係性について探ります。


Statement

わたしがいて、あなたがいる。わたしの身体があり、あなたの身体がある。切り出された存在を生きるひとりひとりの間には、決して消し去ることのできない差異が横たわっています。ときにことばを交わし、時間や空間をわかちあいながら、わたしたちをめぐる差異もまた、繊細な息づかいで変化するのです。この展示は、さまざまなメディアを通じて、他者と他者とをゆるやかに繋ぎ、そして隔てる差異をまなざす試みです。

フロアマップ
▶▷▶▷https://drive.google.com/file/d/10iHz4LSf9rL-s3ae5PlpX53WlgD413jT/view?usp=share_link


Online Talk session [ 10/29(土)11:00〜 ]

オンライントークセッション開催!
いよいよ10/29(土)よりスタートするKUMA experiment vol.2 『呼吸する距離』に関連して、参加クリエイターが自身の活動や今回の展示について紹介するトークセッションをYoutubeにてオンライン配信します。 今回は帷子つらね、桒原幹治、柴田まお、曾斯琴の4名が登壇、現代における関係性について探ります。 作品について、それぞれの創作から展示について、共に語る貴重な機会です。ぜひご覧ください。

▼トークセッションはこちらからご覧いただけます。

EVENT INFORMATION

Title

呼吸する距離

Creator

帷子つらね | 桒原 幹治 | 柴田まお | 曾 斯琴 | 山﨑 結子

Date

2022/10/29(土)〜11/6(日)

Venue

〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

Time

12:00 〜 19:00

Closed Day

火・水

Price

無料

ART WORK

帷子つらね 《火 - 暴力にまつわる習作III》 2022

帷子つらね 《火 - 暴力にまつわる習作III》 2022

桒原幹治 《Time Passes》 2022

桒原幹治 《Time Passes》 2022

柴田まお 《Camouflage Print》 2022

柴田まお 《Camouflage Print》 2022

曾斯琴 《outside of the line》 2022

曾斯琴 《outside of the line》 2022

山﨑結子 右から《unknown #1-3》 2022

山崎結子 《unknown #1》 2022

CREATOR PROFILE

帷子つらね

TSURANE KATABIRA

  • 第6期生
  • 第7期生

短歌・俳句・詩

2000年生。歌人。早稲田大学文化構想学部在籍。言語やコミュニケーションの排他性や暴力性、脆さをテーマに作品を制作。現代短歌と現代詩を組み合わせたテクスト作品のほか、朗読パフォーマンス、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも意欲的に手がける。
Profile

桒原 幹治

KANJI KUWAHARA

  • 第6期生

音楽

素朴なようで複雑なリズムの概念とその諸相に迫る。打楽器奏者としての経験やリズム論の研究をもとに、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど様々なメディアで制作を行う。東京藝術大学音楽環境創造科卒業、同大大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。カブトムシのメンバー。
Profile

柴田まお

SHIBATA MAO

  • 第6期生

彫刻

1998年神奈川県生まれ。2022年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻在籍。現代に於いて、多様化する「人と人の繋がり」や、その中で生まれる「コミュニケーションの在り方」をテーマに、フィジカルとデジタルを介した彫刻作品や、インスタレーションを制作する。
Profile

曾 斯琴

SIQIN ZENG

  • 第5期生
  • 第6期生

工芸

1996年中国湖南省生まれ。清華大学(北京)美術学部工芸専攻卒業。東京藝術大学美術研究科工芸科染織分野修士修了、現在同研究室博士後期課程在籍。工芸技術を根底として、社会や人々との関係性に主眼を置き、ジャンルを超える多岐なアプローチをとることで、現代社会に溶け込む染織作品を創り出すことを目指している。
Profile

山﨑 結子

YUIKO YAMAZAKI

  • 第5期生
  • 第6期生

写真

個人間のコミュニケーションを重要視し制作を行う。色や形、質感の要素を組み合わせ、鑑賞者に親しまれる表現を意識した制作。他者を理解することで自身の中で生まれた共感を「他者受容」と解釈し、具現化することを目的とした制作。この2種のアプローチをすることでそのままの自分で社会と関わりを持つことを試みている。
Profile

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〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

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