過去の展示

pneuma -息衝く-

2023/3/4(土)〜3/12(日)

岡崎 彩香 | 斉藤 七海 | ささき なつみ | 髙野 真子 | 葉南 | まちだリな

若手クリエイターを紹介する企画シリーズKUMA experiment 第九弾開催!

次世代を担うクリエイターの育成に取り組む公益財団法人クマ財団は、クリエイター奨学生第6期・55名が発表するシリーズ『KUMA experiment』の第九弾として企画展『pneuma – 息衝く -』を2023年3月4日(土)〜3月12日(日)に開催いたします。

参加クリエイターは、植物や自然の現象をモチーフに優しさや心地よさなどを表現するガラス作品を制作する岡崎彩香や、西洋哲学や仏教やアニミズムの思想に影響された自身の哲学と、フィールドワークに基づきながら陶芸作品制作する斉藤七海。動植物や虫の特徴と人体が融合した未知生物を革や陶・植物を用いた作品を制作するささきなつみ、自身の子宮内膜症をきっかけに、生命倫理の問題をテーマとした映像作品を制作する髙野真子。また、各種媒体にてビデオグラファー活動を行いながら自主短編映画制作に取り組む葉南や、アニメーションを変化の表現と捉え「腐敗」をテーマとしながらアナログ表現を用いた短編アニメーション映画やCM、MVなどを制作するまちだリなの計6名が参加いたします。


Statement

日が昇って落ちてまた昇る。毎日は繰り返しのように思えますがそうではなく、少しずつ変化しながらぐるぐると螺旋状に進んでいます。我々はその中で息をし、その呼吸はスケールが違えど太陽の昇降や大気の変化、つまり「自然のリズム」と相似します。

pneumaは古代ギリシャ語で「風」や「空気」や「息」などを意味します。この展覧会では人間つまり自然物の所作から生まれた作品を通じて、自然界のスケールを行き来できるような展示にしたいと考えています。雑然とした六本木に、我々含め地球上に存在する自然物や現象と対峙し、深呼吸できる森のような空間を発生させます。

 

フロアマップ
▶▷▶▷https://drive.google.com/file/d/1tmBoBkOzZlIexWem-5-z0Ob1F1_cIPTP/view?usp=share_link


Online Talk session [ 3/4(土)11:00〜 ]

企画展のオープンに関連して、出展クリエイターが自身の活動と作品を紹介するギャラリートークをYoutubeにてオンライン配信します。
作品についてクリエイターが自身の言葉で語る貴重な機会です。ぜひご覧ください。

EVENT INFORMATION

Title

pneuma -息衝く-

Creator

岡崎 彩香 | 斉藤 七海 | ささき なつみ | 髙野 真子 | 葉南 | まちだリな

Date

2023/3/4(土)〜3/12(日)

Venue

〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

Time

12:00 〜 19:00

Closed Day

火・水

Price

無料

ART WORK

岡崎 彩香 《fragile》 2022

岡崎 彩香 《fragile》 2022

斉藤 七海 展示風景 2023

斉藤 七海 《melting leaves》 2023

ささき なつみ 展示風景 2021

ささき なつみ 《リンジンの標本「天」》 2023

髙野 真子 《祈り虫の日記》 2023

髙野 真子 《祈り虫の日記》 2023

葉南 《私と影》 2023

葉南 《私と影》 2023

まちだリな 《Carrots Don't Wait》 2023

まちだリな 《Carrots Don't Wait》 2023

CREATOR PROFILE

岡崎 彩香

SAYAKA OKAZAKI

  • 第6期生

工芸

1999年大阪生まれ。大阪芸術大学大学院芸術制作専攻工芸領域在籍。
うつろいやあわいをテーマに、日々の中で感じる微かな気配や心象を、儚く弱い、曖昧なガラスの表情に重ねながら、目には見えない流れやあわいつながりを確かめたい。
Profile

斉藤 七海

NANAMI SAITO

  • 第5期生
  • 第6期生
  • 活動支援

彫刻

1996年大阪生まれ。東京藝術大学 大学院美術研究科 先端芸術表現 修了。 主に陶芸と金属を使用した彫刻で、自然と人工の境界を行き来するような作品を制作している。
Profile

ささき なつみ

NATSUMISASAKI

  • 第6期生

絵画

1999年岩手県生まれ。「別の生き物としてありたい」という自身の欲求から、人間の在り方は私たちが想像する異星人のように多種多様であってもよいのではと考えるようになった。そこで、動植物や虫の特徴と人体が融合した未知生物を革や陶・植物を用い‟生物としての人間の在り方を解放する”ことを目的に制作している。
Profile

髙野 真子

TAKANO MAKO

  • 第6期生

映像

東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 在籍。現在は自身の子宮内膜症という病気をきっかけに、生命倫理の問題を考え、映像作品を制作している。思わず息を詰まらせてしまう緻密な映像から、生命の産み生まれる関係性について、当事者としての意識を強制的に呼び起こそうとしている。
Profile

葉南

HANA

  • 第6期生

映画

2000年生まれ。多摩美術大学芸術学部に在学中。高校時代より独学で映像制作をし、現在は雑誌「NYLON JAPAN」「装苑」を中心にビデオグラファーとしても活動。その活動と同時に、自作の短編映画制作を行う。今年制作する初の長編映画では監督、脚本、編集、スタイリングを担当。
Profile

まちだリな

Machida Lina

  • 第6期生
  • 活動支援

アニメーション

ナラティブとノンナラティブのあいだで物語を探し続ける。厚塗り絵の具を主としたアナログアニメーションにより、映像作品やTVCM、MVなどを制作。映像作品はオタワ国際アニメーション映画祭、新千歳空港国際アニメーション映画祭など国内外で上映される。
Profile

ACCESS

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〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

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