過去の展示

一層

2023/1/21(土)〜1/29(日)

奥村 美海 | 加藤 陸 | 黒田 零 | 長谷川 泰斗 | Moche Le Cendrillon | 湯田 冴

若手クリエイターを紹介する企画シリーズKUMA experiment 第六弾開催!

次世代を担うクリエイターの育成に取り組む公益財団法人クマ財団は、クリエイター奨学生第6期・55名が発表するシリーズ『KUMA experiment』の第六弾として企画展「一層」を2023年1月21日(土)〜1月29日(日)に開催いたします。

地層を縦に掘っていくと、その土地で起こった出来事の記録が続々と現れてきます。たとえばサンゴがある地層から見つかれば、かつて暖かくて浅い海だった時の記憶を留めていることがわかります。地層が堆積する時間と比べれば我々の創作活動は刹那的な営みですが、これらはこの時代を生きる者によって刻みつけられる創造的な時代解釈の記録ではないでしょうか。そしてこの展示も、そうした創造の地層の一番上に敷かれ、やがて下に堆積しながら、時代を記録します。

絵画やインスタレーションを中心に、平面上でのイリュージョンから立体空間へと展開された絵画のストラクチャーの生成を試みる奥村 美海、音や光・振動をベースとした空間拡張する装置としてのプロダクトデザインを主軸とする長谷川 泰斗、からくり機構として動作原理が魅力に結びつくプロダクトの考案・制作を行う加藤 陸。また、循環・脱人間中心主義をテーマに写真、映像を中心としたインスタレーションやパフォーマンスを行う黒田 零、ジェンダーや美醜のステレオタイプを逆説的に表象、解体するための制作活動を行うMoche Le Cendrillon、また特定の物や場所について、リサーチをもとにSFを主題とした写真・映像を通じて、別の視点からの記録を試みる湯田 冴。様々なジャンルで活動している6名のアーティストが、それぞれのまなざしと方法から制作した、最も新たな「一層」となる作品郡の提示です。

フロアマップ
▶▷▶▷https://drive.google.com/file/d/1G4FxmBbPiCDaiqBSeN2bAVPh8hO4FT4g/view?usp=sharing


Online Talk session [ 1/21(土)11:00〜 ]

企画展のオープンに関連して、出展クリエイターが自身の活動と作品を紹介するギャラリートークをYoutubeにてオンライン配信します。
作品についてクリエイターが自身の言葉で語る貴重な機会です。ぜひご覧ください。

▼ギャラリートークはこちらからご覧いただけます。

 

EVENT INFORMATION

Title

一層

Creator

奥村 美海 | 加藤 陸 | 黒田 零 | 長谷川 泰斗 | Moche Le Cendrillon | 湯田 冴

Date

2023/1/21(土)〜1/29(日)

Venue

〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

Time

12:00 〜 19:00

Closed Day

火・水

Price

無料

ART WORK

奥村 美海 《Drawing as a Structure 》 2023

奥村 美海 《Drawing as a Structure 》 2023

加藤 陸 《地球儀針時計》 2023

加藤 陸 《地球儀針時計》 2023

黒田 零 《私達は土に還ることができるのか #1-8》 2023

黒田 零 《私達は土に還ることができるのか》 2023

長谷川 泰斗 《SPATIALIZER》 2022

長谷川 泰斗 《SPATIALIZER》 2022

Moche Le Cendrillon 《いつかFairy God Motherに出会う為のいくつかの方法》 2022

Moche Le Cendrillon 《いつかFairy God Motherに出会う為のいくつかの方法》 2022

湯田 冴 《「惑わせるものWhen a meteorite cruched」記録冊子》 2021

湯田 冴 《「惑わせるものWhen a meteorite cruched」記録冊子》 2021

CREATOR PROFILE

奥村 美海

MINAMI OKUMURA

  • 第6期生

絵画

1999年静岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻在籍。絵画やインスタレーションを中心に、身体に根付いた描画やストローク、キャラクター等のフォルムをモチーフとしながら作品を制作している。最新作では、平面上でのイリュージョンから立体空間へと展開された、絵画のストラクチャーの生成を試みている。
Profile

加藤 陸

KATO RIKU

  • 第6期生

工芸

鹿児島県南九州市頴娃町育ち。慶應義塾大学環境情報学部在学中。デジタルデバイスが台頭し、仕組みを知らないモノが溢れた現代に、からくり機構として動作原理が魅力に結びつくプロダクトの考案・制作を行っている。
Profile

黒田 零

REI KURODA

  • 第6期生

インスタレーション

東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻在籍。「循環」「脱人間中心主義」をテーマに写真、映像を中心として光と闇を扱うインスタレーションや、プリミティブとテクノロジーを融合させた音楽パフォーマンスも行う。
Profile

長谷川 泰斗

HASEGAWA TAITO

  • 第6期生

プロダクトデザイン

1998年茨城県生まれ。筑波大学 芸術専門学群 情報・プロダクトデザイン領域。人が存在する空間をフィジカル/デジタルの視点から捉え直すことで、形態に囚われない新しい空間体験を探求。音や光、振動をベースに、空間を拡張する装置としてのプロダクトデザインを主軸としている。
Profile

Moche Le Cendrillon

Moche Le Cendrillon

  • 第6期生
  • 第7期生

メディアアート

個人的な物語を起点に、社会にある様々なジェンダーやセクシュアリティ、美醜のステレオタイプを解体するためのセルフ・ポートレート的作品を制作。並行してドラァグ・パフォーマーの活動を行う。セーファー・スペースを考えるアーティスト・コレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバー。
Profile

湯田 冴

YUDA SAE

  • 第6期生

写真

2022年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。現在横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻在籍。特定の物や場所について、リサーチをもとにSFを主題とした写真・映像を制作することで、別の視点から記録することを試みている。
Profile

ACCESS

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〒106-0032
東京都港区六本木7-21-24
THE MODULE roppongi

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