第6期生

奥村 美海

MINAMI OKUMURA

絵画

視覚芸術

1999年静岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻在籍。絵画やインスタレーションを中心に、身体に根付いた描画やストローク、キャラクター等のフォルムをモチーフとしながら作品を制作している。最新作では、平面上でのイリュージョンから立体空間へと展開された、絵画のストラクチャーの生成を試みている。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

The Structure of Scribble

平面上のドローイングや絵画を、立体空間へと展開した作品。本作の構造的なベースとなる形態は、作家自身のドローイング、絵画、落書きなどから抽出したストロークやフォルムを再構築したものである。質量を持つストラクチャーは射影を伴い、展示空間の光に応じて床や壁、天井へと新たなストラクチャーを拡張させていく。

The Structure of Scribble

“The Structure of Scribble”と同時に制作された、半立体の絵画作品。中央部分にパーツがはめ込まれており、展示照明によって射影が生まれる多層的な画面となっている。手仕事による描画とプロッターによって出力されたパーツの対比や、イメージと現象の対比など、多元的な要素が同居している。

Painting series

“Painting series”より。勢いのある筆致やフォルム、なぐり書きのような線、形が解体された文字やキャラクターが、浮遊するように折り重なり合いながら画面を構成している。鑑賞者に、イメージが浮かび上がっては沈んでいくような、様々な記憶や手触りを呼び起こさせる絵画を制作している。

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