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Moche Le Cendrillon

Moche Le Cendrillon

メディアアート

ドラァグクイーン / 現代美術

個人的な物語を起点に、社会にある様々なジェンダーやセクシュアリティ、美醜のステレオタイプを解体するためのセルフ・ポートレート的作品を制作。並行してドラァグ・パフォーマーの活動を行う。セーファー・スペースを考えるアーティスト・コレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバー。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《 貴方とケーキをシェアする為のいくつかの方法 》2023

Aセクシュアルのコミュニティで用いられる象徴の一つにケーキがあり、それは「セックスよりもケーキが好き」「大切な貴方とケーキをシェアする関係でありたい」という切実ながら微笑みを誘う冗談に由来する。関係性と愛の形の未来について、ケーキと共に経験をシェアできるお茶会パフォーマンスを開催した。

《 いつかFairy God Motherに出会う為のいくつかの方法 》2023

ドラァグは身体やセクシュアリティに押し付けられるステレオタイプを嘲笑い、乗り越えるための身体を張った実践であり貴方とそれを分かち合うためのやりすぎた冗談である。かつて妖精になりたかったけれどなれなかった私がドラァグクイーンになる為のセルフ・ドキュメンタリーと朗読のパフォーマンス。

《 母のL O V E 〜お着替えしましょ〜 》2022

プリンセス・コンプレックスについての映像シリーズ。童話や物語が刷り込む女性性、母娘、美醜にまつわるステレオタイプをドラァグの装いの過剰さや滑稽さよって逆説的に表象するセルフ・ポートレート。子のジェンダーアイデンティティの解らぬうちに着せるドレスはプリンセスになることを強要するほかなかった母親の愛。

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