第6期生

桒原 幹治

KANJI KUWAHARA

音楽

音楽/リズム論

素朴なようで複雑なリズムの概念とその諸相に迫る。打楽器奏者としての経験やリズム論の研究をもとに、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど様々なメディアで制作を行う。東京藝術大学音楽環境創造科卒業、同大大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。カブトムシのメンバー。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

Rhythm space

空間内に配置されたオブジェクトに複数のユニットを取り付ける。ユニットはソレノイドの打突とLEDの通電によって音と光を同時に発する。こうして知覚される「点」が一つの形を為す「線」を描くようにして移動することで、鑑賞者にイマジナリーな運動体を想起させる。運動としてのリズムの概念を空間に展開する試み。

紙に印刷された罫線を上から下へ、左から順になぞる。フリーハンドでの描線は正確な罫線からしばしばズレる。そして次の線は一つ前の描線のズレを時に強調し、時に無視しながら描かれる。この繰り返しによって拍子とリズムの対置を引き起こし、自己組織的に質を立ち上げる。

カブトムシ

堀聖史(画家)、大野志門(ピアニスト)、藤井登生(作曲家)、桒原幹治(芸術家)からなる4人組アンサンブル。独自のバイブスで未知の音楽を切り開き、あらゆるフィーリングを畳み込む。

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