2018
A momentary sensation
動物の姿は古くから画家や彫刻家の格好のモチーフであり、各時代においてさまざまな動物表現の作品が生み出されてきた。私が描く動物はあり得ない長さや関節の曲げ方をした無茶苦茶な形態をしている。無茶苦茶な形態にすることで、大自然に生きる動物の自由さや、本能で生きる動物の動きを表現している。
色や形に、本来携わっている動物の造形性や内面を追求している。
人類がまだ見たことがない木版画の新たな動物表現を切り開いていきたい。
©Misa Tsuchiya