第1期生

住田 百合耶

Yuriya Sumida

建築

2018

多島海

日本最大の閉鎖性海域である瀬戸内海には723もの大小様々な島が浮かぶ。
それらの島々をネットワークする船の航路と着陸点を記述することで、接続の関係性を捉えたい。また船の着陸点がそれを代表するように、海陸の境界の形態には、その場所の歴史があらわれる。島々は、時に文化を育むために、時に戦争のために、接続されてきた。島々の境界のタイポロジーをリサーチすることで、「多島海」というマクロな環境の中で新たな関係性を生む建築を考える。

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