第8期生

西本 敦哉

ATSUYA NISHIMOTO

建築

祭礼

2024-25

《昇》 《移》 《踊》 《時》

日本各地の都市風景は効率化、均質化を求め、同じ風景が広がり続ける。それらは、一つの機能のみを追求した、歩道橋やコインパーキングなどの効率化された場所が複製、拡大し続けることが大きな要因であると考える。記号化されたあたりまえの都市の日常を解き、場所のポテンシャルを掘り起こすことはできないか。この日常を誤読、再読する手掛かりとして、日本の祭に可能性があると考える。祭場とは、その場に住む人々の日常への感謝が造形化し、強い地域性を帯びた形態が立ち合がることである。つまり、祭礼は日常を囃す行為である。本研究、制作は、歩道橋のコンバージョンを通して、都市に祭礼の可能性を当てはめ、無個性の場所へ楽しみ方を見出しすことである。都市の日常をより豊かな時間へと変えることを目標としている。

▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2024-25 vol.8 『THE CLIMAX COUNCIL』

《昇》2025
《時》2025
《踊》2025

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