第8期生

衣笠 恭平

KYOHEI KINUGASA

建築

風景 / 人間

2024-25

《海を囲うまちの風景を介した共同性の醸成》《柚子香る里に生きる》《蜜柑に生きるものたちへ》

建築はその周りを取り囲む風土の上に立脚し、土地の地理や文化を象徴するものでありたい。それは地域に息づく特有の自然基盤と調和しながら、そこに生きる人々の暮らしに根ざし、来訪者もその場を訪れることで土地の連関を感じとれるような、生きた関係性を持ったものである。失われつつある日本の伝統的な風景に楔を打ち、次の世代へ繋いでいく建築のあり方を追求し、日々創作に取り組んでいる。本展では、近年構想した3作品と制作過程で影響を受けた言葉や写真を時系列に沿って展示し、自身の根底に流れる建築観を浮かび上がらせることを試みた。第一章では建築の始まりからこれからの建築家の可能性について述べ、第二章で自らの思考の系譜を表し、第三章では模型や図面を用い、その思想をいかに社会に実装していくかを示す。

▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2024-25 vol.1 『Polyphony』

《海を囲うまちの風景を介した共同性の醸成》2024,《柚子香る里に生きる》2023,《蜜柑に生きるものたちへ》2023-2024
《蜜柑に生きるものたちへ》2023-2024

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