2024-25
《急がない手》
この作品には、機械式時計の速度調整の役割をする脱進機が取り入れられている。
脱進機は力を制限し、その速度を遅くする機械である。それは、加速し続ける現代社会において最も美しい機械だと私は考える。
作品はまず人の手によって持ち上げられ、4時間かけてゆっくりと下降する。
脱進機の歯車を花に見立て、美しいものとして地球に降り立たせた。
▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2024-25 vol.1 『Polyphony』
©MOTOKI ISHIJIMA

