第9期生

木本 大貴

DAIKI KIMOTO

絵画

メディアアート / パフォーマンス / インスタレーション

2026

《川の流れのように》

この作品は、線を引くという行為を通して、時間と身体の関係を可視化することを目的としている。このパフォーマンスでは、私は2時間にわたり、床に敷いたキャンバスの上で、線を引き続ける最中、鑑賞者がキャンバスに絵の具を垂らすことができる。その上を、私が大きな刷毛で一方向に引くことで、一本の線が形成される。制作中、線は完成された結果ではなく、時間が身体を通過しているあいだに生じる痕跡として存在し、線を引く行為そのものが時間となっている。行為が終わり、線が作品として残された瞬間、それまで流れていた時間は停止し、線は過去の行為を指し示す記録へと変わる。私はこの作品を通して、線を引く行為が時間となり、完成した線がその時間を示す痕跡となる、その転換点に身体を置き続けている。

【9期生による出展作品】

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