2026
《図- Off the wall On the wall》
この作品は、制作時に自身が感じている一種の没入感について考え表現したものだ。木板を手ノコギリで切断し、パズルのように細長いピースをピタリと嵌め込むことで継いでいく。それを延々繰り返す。昨年夏、ドイツでアグネス・マーティンの絵画を鑑賞した。絵画の目の前に立った時、視界のほとんどが抽象的なイメージに覆われる。その没入感の心地よさに魅了された。今作品は彼女の作品に潜む“見るものへ与える意識”を、自身の制作手法やその態度に反映させ可視化を試みたものである。
【9期生による出展作品】
©MARIN HARADA