2026
《Asian Music Guide》
近年、南京事件を題材とした中国映画『南京写真館』を観た小学生が日本地図に物を投げ、「日本人を皆殺しにする」と泣き叫ぶ映像が話題となった。一方で、それを翻訳し中国人移民の危険性を煽る者も現れる。両者に共通するのは、刺激的な映像や音響によって感情を増幅し、イデオロギーを強化する構造である。AIにより映像の証拠性が揺らぐ今日においても、人々は媒体が作り出す「真実」と、それが喚起する感情を信じ続ける。
【9期生による出展作品】
©NOBUAKI SATOH