第9期生

白井 桜子

SAKURAKO SHIRAI

インスタレーション

2026

《装う視線》

子供のころ、世界を触れるようにこちらから見ていた。やがて他者の視線を意識し、「見られる自分」として立つ時間が増えていく。装うことは、その関係のなかで立ち位置をわずかに調整するための、ささやかな手がかりだ。布を支持体に差し込むことで、内と外、表と奥は重なり合い、視線はひとつの場所に留まらず、静かに行き来を繰り返す。その間のなかに身をゆだねてみる。

【9期生による出展作品】

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