白川 深紅さん、9月29日(日)まで奈良の東京藝術大学 古美術研究施設にて個展「ブッダから飛び出す虹色ビーム：赤編」を開催

6期生の白川 深紅さん、2024年9月25日(水)～9月29日(日)まで奈良の東京藝術大学 古美術研究施設にて個展「ブッダから飛び出す虹色ビーム：赤編」を開催！

白川深紅 個展「ブッダから飛び出す虹色ビーム：赤編」

東京藝術大学美術学部附属の古美術研究施設でははじめてとなる一般公開イベントとして、在学生の展示を行う運びとなりました。本企画は、東京藝術大学が奈良県と連携して実施している「おとなの古美研」（一般参加者を対象に、藝大教員が解説するツアー）の中で企画したもので、それを一般に公開するものです。

東京藝術大学先端芸術表現科3年に在籍する白川深紅は、インドのベンガル地方を巡り、初期仏教や植物・鉱物から生まれる色や布のリサーチをしてきました。本展示で白川は、インドでの活動を独自の「古美術研究旅行」と捉え、仏教美術に使われる「赤」に着目します。インドで採れる「クムクム（Bixa orellana）」という植物から赤顔料を制作し、それを用いて描いた絵画作品とクムクムを得るまでの道のりを、漫画、イラスト、インスタレーションを用いて展示します。今を生きる若手芸術家の表現を通して、文化財や古美術に恵まれた奈良の地から、芸術文化の継承について、伝統と創造について思いを巡らせていただければ幸いです。

この機会にぜひご高覧ください。

【白川深紅 個展「ブッダから飛び出す虹色ビーム：赤編」】
■日時：2024年9月25日(水)～29日(日)　9:00～17:00（*28日・29日のみ11:00～17:00）
■会場：東京藝術大学 美術学部附属 古美術研究施設（奈良市登大路町6）
■入場：無料
■詳細URL：https://ima.fa.geidai.ac.jp/?p=2288