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橘 卓見さん、作品『まなざしをまなざす』が「2024 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」にて優秀賞を受賞

8期生の橘 卓見さん、メディアアート作品『まなざしをまなざす』が「2024 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」学生カテゴリー/インタラクティブアート部門にて優秀賞を受賞!2025年3月4日(火)〜2025年3月9日(日)まで福岡市美術館にて受賞作品展が開催されます。

2024 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA

【ADAA概要】
「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエイターの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。このコンペティションは、高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的感性との融合を標榜し、さらにアジアの文化、風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展です。24回目を迎える本年も変わらず、その発足以来終始一貫して追求してきたテーマ『論理的な思考を基盤にした高い芸術的感性』を掲げて開催致します。この「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」がメディア芸術・文化の発信拠点として、アジアのクリエイター育成や産学連携のための継続的な活動を推進することこそが、福岡、日本そして世界のデジタルコンテンツの文化・産業のポテンシャルを高めることに繋がると確信しております。(公式HPより抜粋) また、本作品は受賞作品展にて展示予定です。

【受賞作品】
『まなざしをまなざす』
(橘卓見,・沈有方・李暁彤 最大鑑賞時間 1分38秒, 2023年)
「人に見られると、それまでやっていた動きを繰り返せなくなった」 「カメラを向けられると、急に会話がぎこちなくなった」など、 他者の視線を契機とする身体の変調を自覚したことのある人は少なくないだろう。光学機器の小型・軽量化、人工知能による動画生成といった技術革新によって、コミュニケーションにおける視覚偏重の傾向がより一層加速する現代において、カメラという光学装置が身体に与える影響について、あるいはそれらを介して他者を覗き見ることの倫理について改めて吟味する必要がある。本作は、鑑賞者の視線をリアルタイムで検知することによって画面の中で注視している箇所に変化が生じるようなインタラクティブな映像を展開することで、鑑賞者は「見る」という行為を通じていわば加害者となることで、自らの「まなざし」が孕む攻撃性や加害性といった側面を意識することとなる。

【受賞作品展】
■会期:2025年3月4日〜2025年3月9日(予定)
■時間:13:00~19:00(最終入場18:30、最終日は17:00まで)
■会場:福岡市美術館
(〒810-0051 福岡市中央区大濠公園 1-6)
■詳細URL:https://adaa.jp/ja/

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