イベント
“Kuma Camp 2017 A/W” を実施!
クマ財団事務局です。
11月4日〜5日の土日に実施いたしました、
クマ財団の学生クリエイターたちによる合宿 “KumaCamp” につきまして活動内容をご報告いたします。
今回の合宿のテーマは “Works & Preview”
学生たちが自らの制作過程を振り返ったり、意見をぶつけ合ったりし、今後の制作へ活かすための2日間。
8月に開催した夏合宿から、はや3ヶ月。それぞれの地域やジャンルでの創作活動に黙々と取り組む中、
私たちクマ財団事務局では、学生たちの制作現場や、展示会、発表会などを、可能な限りで訪問したり、必要があれば個別ミーティングを行ったりし、クリエイターたちが日々どんなことを思い、考え、創作活動を行っているのかを常に考えてきました。
8月に出会った頃には、まだ遠慮がちだった学生クリエイターたちも、
自分たちが課題とし、悩んでいることや、「もっとこういうサポートをしてほしい!」といった、
クマ財団に対する学生側からの意見、要望が飛び交うようになってきました。
そうした声を聞き、外部のサポーターに協力を仰いだ結果、
今回の合宿には多くのサポートメンバーをお呼びすることができました。
まずは、トークセッション。
美術出版社から美術手帖編集長の岩渕貞哉さん。
岩渕さんからは、「アーティストとコンセプト」というテーマで講演いただきました。
また、さまざまな企業、行政とのプロジェクトでクリエイティブディレクターとして活躍する、
森山貴裕さんには、創作活動の根本にある「コンセプト・メイキング」をテーマに1時間講演をいただきました。
お二人によるトークセッションののち、希望者向けに自身の作品や制作に関して、個別相談のセッションを設定。学生クリエイターからも要望が多くあり、今回あらたに導入したセッションです
これまで制作してきたものや、作品に対する意見をもらう場として、情報のインプットだけでなく、こうした講評を受けられる場を持つことで、自身の方向性を客観的に見つめ直す機会になったようです。
最後に、トークゲストのほかに、本合宿にお越しただいたゲストをご紹介します。
「次」と「続き」が生まれるクリエイティブプラットフォーム「BAUS」から、
事業責任者の田中さんと、WEB MAGAZINE副編集長の上野さん。
ハードウェアコワーキングスペースを運営する、DMM.make AKIBAから、
プロデューサーの境さんをそれぞれご招待しました。
みなさまには、それぞれの強みを生かし、
自身の活動に関する社会認知の仕方や、メディアをどう使っていったらよいか?であったり、
ハードウェアを制作する学生には、制作ノウハウや、現状の課題ヒアリングなどを個別サポートをしていただきました。
このように、私たちクマ財団では、学生クリエイターに寄り添い、
伴走者としてその成長を支えながらも、可能な限り学生の生の声を聞き、それを実現していきたく思っています。
来年2018年3月末には、クマ財団として初めての成果発表会 “Kuma Exhibition 2018”を計画しています。
これからも学生クリエイターの活躍を継続的にご報告していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。