カリキュラム 2023年度

クマ財団は、奨学金(月々10万円、年間120万円)の支給だけでなく、合宿やクマ財団ギャラリーでの展示などをとおして、奨学生の創作活動を総合的にサポートします。

優れたクリエイティブのためには、個人での創作活動を続けることだけではなく、ジャンルを超えたクリエイター同士の「つながり」の中で、それぞれの想いやビジョン、作品に至るプロセスを共有し、「新しい価値」を発見していくサイクルが必要です。

そこでクマ財団では、個人で行う「OUTPUT」に寄り添う形で、「INPUT」から「OUTCOME」までの一連の過程をカリキュラム化し、クリエイティブサイクルの構築をサポートします。

01

創作活動

クマ財団の「OUTPUT」は、アートや映画、漫画などのように有形のものだけではなく、アプリやゲームなどの開発、ダンス、音楽、プロジェクト企画など無形のものも含みます。

奨学生は、年間120万円(月々10万円)の奨学金を有効活用することで創作に必要な時間を確保し、「OUTPUT」に集中します。奨学金は、創作活動に繋がるものであれば、自由にお使いいただけます。

奨学生は、活動計画の実現に向けて、クマ財団のサポートを受けます。

奨学金の活用例
  • 機材や材料の購入費用
  • 創作/発表スペースのレンタル費用
  • コンペ出展費用
  • 展示会や勉強会の参加費用
  • 取材費
  • 創作活動に集中するための生活費
サポート例
  • メンター、クリエイター、企業の紹介
  • 創作/発表スペースの提供
  • 資料貸し出し、情報提供
  • 奨学生同士の交流、プロジェクトの支援
  • 広報面のサポート

02

学び

自身の活動領域にとらわれることなく、異分野の奨学生同士で活動や作品を紹介しあったり、情報や意見交換を行い、想いやビジョンを理解することが何よりも良質な「INPUT」の機会になります。

クマ財団では学生クリエイター同士がつながる場を積極的に創出していきます。

ガイダンス

  • 説明会
  • 手続き
  • 同期顔合わせ

奨学金給付
プロフィール掲載

  • 初回となる6月は4〜6月分の奨学金を給付、7月からは月ごとに給付
  • 財団WEBサイトに各クリエイターの個人ページを作成

キックオフ

  • 奨学生同士の交流会
  • 奨学生と財団の交流会

03

共有

「INPUT」を踏まえて、自身が行っている創作活動についての「PREVIEW」を目的に中間発表の機会を持ち、クマ財団ギャラリーで開催するグループ展の具体的なプランニングをして頂きます。

発表では、講評(フィードバック)、奨学生同士のディスカッション、交流会を通じて視野を広げ、同世代で活躍する様々なジャンルのクリエイターの作品や考えを知ることができる、特別な「PREVIEW」の機会になります。

Kuma Camp
  • 中間発表会(合宿形式)
  • 講評(フィードバック)
  • 奨学生によるディスカッション
  • クマ財団ギャラリーでのグループ展へ向けた具体プランを策定
  • 交流会

日程や内容は変更の可能性もございます。予めご了承ください。

04

向上

「INPUT」と「PREVIEW」を通して得た、奨学生同士やプロとのつながり、フィードバックを活かし、展示内容や制作プロセス、PR手法などを、より自分に合ったものに試行錯誤していく期間です。

また、クマ財団ギャラリーでのグループ展に向け作品を「BRUSH UP」していきます。

05

グループ展

クマ財団ギャラリーにて、創作物を発表・展示するグループ展を開催します。

同時に、クマ財団ギャラリーのWEBサイトに、ステートメントや奨学生の紹介、作品を掲載したグループ展詳細ページを制作。企業やギャラリー、スタジオはもちろん、様々な方面へのPRを目的とした「OUTCOME」の場を提供します。

グループ展

  • クマ財団ギャラリーにて創作物の成果発表・展示
  • プロクリエイターによる講評
  • 一般公開
  • レセプション
グループ展WEBページ制作
  • グループ展での展示内容と、奨学生の紹介及び活動内容を掲載したグループ展詳細ページを制作

内容は変更の可能性もございます。予めご了承ください。

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奨学金
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後期 2025.3.16まで