第5期生 | 活動支援

遠藤 茜

AKANE ENDO

工芸

主に漆という工芸素材を用いて立体作品を制作する。漆特有の価値観を利用したり中心と周縁などの関係性を主題にした作品の制作により、日常と漆芸と工芸全般についての捉え直しをはかる。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

AからBへ

2021年
漆、麻布、日用品 他
サイズ可変

倉庫という特殊な場所での展示をきっかけに、倉庫が始発点でも終着点でもない、その間の場所であること、また自身の展示フロアが屋根裏のような場所であったことに着目して、梱包・包装をキーワードに制作した。各作品の中には実際に使用可能な日用品が入っている。

note

2021年
漆、欅、シナベニヤ 他
サイズ可変

一見、梅の模様にみえる絵は、日々のとりとめもないことを綴る日記となっている。本作は、個々よりも、手で複製することによる全体性を重要視している。制作中の動作・出来上がった器はよくある民芸品と同じであったとしても、全体が1 つの作品として成立するものを制作した。

家から家へ

2020年
漆、ポリエステル綿、麻布、古い金具 他
W900×D450×H500mm

ぬいぐるみ状の柔らかい支持体に漆を塗ることよって表面を堅く強くしていく。その漆特有のプロセスに、信頼や安定を感じることから、いつでも自分の側にあるはずの”家”を構築するように制作した。

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