第5期生

遠藤 茜

AKANE ENDO

工芸

1997年岡山県生まれ。金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科 工芸専攻 漆・木工コース在籍。主に漆を用いて、家・労働・複製性をテーマに立体作品を制作している。漆の独特な制作プロセスに着目し、より創造的でラフな工芸作品を制作することを目的としている。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

AからBへ

2021年
漆、麻布、日用品 他
サイズ可変

倉庫という特殊な場所での展示をきっかけに、倉庫が始発点でも終着点でもない、その間の場所であること、また自身の展示フロアが屋根裏のような場所であったことに着目して、梱包・包装をキーワードに制作した。各作品の中には実際に使用可能な日用品が入っている。

note

2021年
漆、欅、シナベニヤ 他
サイズ可変

一見、梅の模様にみえる絵は、日々のとりとめもないことを綴る日記となっている。本作は、個々よりも、手で複製することによる全体性を重要視している。制作中の動作・出来上がった器はよくある民芸品と同じであったとしても、全体が1 つの作品として成立するものを制作した。

家から家へ

2020年
漆、ポリエステル綿、麻布、古い金具 他
W900×D450×H500mm

ぬいぐるみ状の柔らかい支持体に漆を塗ることよって表面を堅く強くしていく。その漆特有のプロセスに、信頼や安定を感じることから、いつでも自分の側にあるはずの”家”を構築するように制作した。

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