第9期生

佐野 風史

FUSHI SANO

音楽

サウンドアート / テクノロジー

2000年、京都府生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科在籍。
インタラクティブなデータソニフィケーションや深層学習による音響生成、立体音響などの手法で「聴くことから現れる風景」をテーマに制作。近年はサウンドアートや耳の機能を背景に、耳元で音の響きを変える聴覚芸術を探求。

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ポートフォリオ

《Imaginary-shell》2023

貝殻の中のAIが環境音を学習し新たな音を生成する「Imaginary-shell」。「貝殻を耳に当てると海の音がする」という伝承を「もし本当に周囲の音を記憶していたら?」と再解釈した作品。耳を澄ませば、Imaginary-shellの持つ、その土地の記憶が音風景として再生される。

《天体音測会 Sound Stargazing》2023

大気汚染や光害で見えないはずの都市の星々を「音」で聴く。星の位置や光度、温度などのデータを音に変換するシステムを使い、空を見上げると、その方角にある星の音が聴こえてくる。星空の存在を思い出し、都市に空を見上げる風景を創出する。

《MovingAuricle -direct model-》2024

動物のように耳を動かせたら、聞こえはどう変わる?楽曲と連動して耳介を変形させるウェアラブルデバイスを開発。身体という物理フィルターを操作し、「聞こえ」そのものを変化させることで、新たな音響体験を構築する。

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