《 暝映 》2023
外灯ひとつない夜の中、限りある照明、ふたりのモデル、数名のスタッフ、その日その瞬間の現場の環境、そしてカメラ、あらゆる原因によって生み出されたショットを構築することで制作した。
《 ヒトヨの感光 》2022
ひとつのイメージからいくつもの鑑賞経験が生まれるショットの探求と、スクリーンを通して、夢をみる体験としての映画体験の模索を試みた。
《 水面に映る家 》2022
川の水面に映り込んだ家の像を撮影したワンカットのサイレントフィルム。フレームの中で次々と変容するイメージは、作者である私の意図によって作り出されたものではなく、単なる偶然によって起こってしまった奇跡だ。私は、この奇跡としかいいようのない映像によって、映画表現のもつ途方も無い可能性に気付かされる。
