第9期生

棈松 建臣

KENSHIN ABEMATSU

建築

1999年鹿児島県出身、現在は京都工芸繊維大学大学院建築学専攻に在籍。形と空間が意味を帯びる過程を探究し、目的未定の造形から着想を得る。計算的合理性を超える曖昧さと解釈の揺らぎに人間固有の創造源泉を見出し、新たな人間中心の表現領域を開拓する。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《瓢鮎図》2024

これまでに制作してきた模型・端材を用い、1m × 2m の板に様々な造形を展開していった。この作品は私の設計手法の背後にある根本的な設計思想を視覚化したものである。その思想とは様々な解釈のもと自由自在に成り立つものであり、時には異なる文化圏の他者が介入することで誕生したものもある。

《Flowing》2023

従来の土砂調整ダムはミネラルなどを堰き止め下流の水生生物や農地を栄養不足にする。そこで、栄養・鉱物が自然に流れ出る機構を組み込み、同時に住民の憩いの場を創出する持続可能な景観型都市インフラを提案する。

《器としての建築》2025

個々の建築が集合していくと、やがて都市というより大きな次元へと昇華していくのは当然である。しかしながら、それ以外の在り方はないのだろうか。そこで本設計では、建築の「容器」としての建築を提案した。

ご質問は下記のフォームより
お問い合わせください。