第1期生

鈴木 健太

Kenta Suzuki

テクノロジー / メディアアート

筑波大学情報メディア創成学類3年。文化と技術、表現と情報の相互関係をテーマに、メディアを用いた作品制作・研究を行う。ハードウェアからソフトウェアまで幅広い分野で制作をし、SIGGRAPH、Tokyo Design Week 2016など国内外で展示を行う。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

Human Coded Orchestra

Human Coded Orchestraはコンピューターによって制御された人間の合唱です。集団の人々が即興でハーモニーを奏で歌えるようにする指向性スピーカーを利用した装置を使用し、人間の合唱の制御を可能にしています。複数の指向性スピーカーをそれぞれ違う方向に向け、別の高さの音程を発し,コンピューターで音階の空間分布を制御しています。それぞれのスピーカーの前に立つ人々には,聞こえる音を真似してもらうだけで複雑なハーモニーを実現できます。

Yadori: Transformed Human Presence for Puppetry

Yadoriは、人間の身体と顔の動きを人形に伝達し、人間に視聴覚フィードバックを与えるシステムです。 このシステムは、人形の視点から録画した映像を再生するヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ボイスキャプチャのためのマイクと、人間の口の動きを検出するためのフォトリフレクタから構成されます。 従来の人形劇では、人形を操作する練習が必要でした。 しかしこのテレプレゼンスシステムにより、人間が自分の体と顔の動きを通して人形を操作できるようになり、人形劇の新たな応用の発展に寄与し、人形劇の対話性とエンターテイメントの範囲を拡大することが期待されます。

Schnellraumseher: Bouncing Ball

本作品は、空間・時間的に編集可能な物体によるアニメーションを再生するメディアSchnellraumseherと、物質性と非物質性を併せ持つプリミティブなコンテンツBouncing Ballで構成される。本メディア装置は、映画が誕生する以前に発明されたElektrischer Schnellseherを改良したものである。ある文化における、メディアの発明と表現空間の拡張によって何がもたらされるのか。

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