第9期生

増田 凌

RYO MASUDA

テクノロジー

東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻修士2年。
デジタルファブリケーションや電子・機構の技術を用いた作品制作を行っている。
うねうね・ひらひらしたもの、いきものらしいものが好き。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《zip or》2024

独自に開発した「自由曲線に沿う、3Dプリント可能なジッパー」を用いた作品。
ジッパーは布状パーツの組み立てを大幅に簡易化するだけでなく、構造を支える骨格となり、その開閉によって立体の形を変化させる。

《suzumushi》2024

スズムシの形態・鳴く機構を単純化した機械が群れを成して鳴き、人の気配で鳴き止む、その振る舞いにいきものらしさを感じられるか探った作品。
3Dプリントされた翅脈の形状、素材、羽ばたきの速度などのパラメータがsuzumushiの音色を決定する。

《Whole-Zip》2025

「ファブリケーションの民主化」が進んだ近未来の服作りを提示する作品。
3D CAD上でデザインした服を、細かなパーツに分割・展開して安価なプリンタで3Dプリントした。パーツは独自のジッパー構造とともにプリントされるため、針や糸を用いずに組み立てられる。
共同制作:永田莉紗・金田昌也

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