第8期生

平井 龍之介

RYUNOSUKE HIRAI

テクノロジー

テクニカル・アーティスト

自然の持つ様々な創発性を活かしたテクニカル・クリエイティブを行っています。特に人工生命を手法として取り入れた制作を行っており、予測できない振る舞いをする存在を計算器環境に表現し、それを等身大の存在として物理環境にも滲み出させることを目標としています。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《並列計算される遺伝子》2022

PARCO P.O.N.D2022にて展示

GPGPUによって人工生命を個別にシミュレートすることで生態系を表現した作品。個々の人工生命は近傍の情報を元に自己の遺伝子を保存するために利己的にふるまうが、その行動が複雑で多様な生態系を創発する。

《たがいにかかわりあういのち》2023

2023年度東大制作展にて展示

GPGPUによって人工生命を表現した作品。測域センサを用いて物理的実体である人間と、計算器的存在である人工生命の相互作用を可能とした。本作品は会場の通路上に展示されたが、鑑賞者が多く通る道に自然とけものみちが生じる等興味深い創発が見られた。

《Metamorphosis》2023

VRSNS VRChatにて展示

人工生命表現を担当。株式会社ワコムの作家のストロークの特徴量をAIにより抽出し可視化するKISEKI ARTの技術を元に、深層学習モデルによって数値列として解釈された結果無機質な印象を帯びた作家の特徴量(個性)を人工生命の遺伝子として有機的に再解釈する試みを行った。

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