第10期生

小畑 咲音

SAKINE OBATA

工芸

2002年京都府生まれ。富山市立富山ガラス造形研究所研究科在籍。世界は数学的秩序を基盤として成り立っていると考える。その秩序が物質として現れる際に生じる差異に着目し、ガラスの持つ揺らぎや変化を用いて作品を制作している。

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ポートフォリオ

《Variance Ⅰ》2026

ガラス内部で生成される結晶層の過程を器のかたちに定着させた作品である。物質は数学的秩序の上に成り立ちながらも、立体として現れる過程で差異を生む。ヒビや歪み、赤く現れる変化を、その差異の痕跡として提示している。

《Topology》2025

フィボナッチ数列──それは自然界に普遍的に見られる「秩序」の象徴である。
だがその秩序は、果たして自然の中に本当に「ある」のか?
それとも、人間が世界を理解しようとする過程で見出し、「構成した」ものなのか?

《human》2024

人は均質な存在として生まれるが、時間の経過とともに経験や環境が積み重なり、個性を形成していく。本作は人体を抽象化した形態と層によってその過程を可視化した。表面に刻まれた自然対数の底eは、微細な変化の蓄積による成長を象徴している。

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