第8期生

真田 将太朗

SHOTARO SANADA

絵画

AI

2000年生まれ。東京藝術大学美術学部を卒業後、東京大学大学院学際情報学府修士課程に在学。「新しい風景」をテーマとする大型絵画を国内外で発表しつつ、人間の創造性は拡張された身体とのコミュニケーションにも宿るのかを絵画制作と人工知能開発を通して探る領域横断的な美学研究を実践する。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《過程風景》2023

風景を眺めるとき、私たちの身体は意識せずとも時間や重力といった不可視なものを感じている。その感覚を統一的な筆致によって平面内に再構築し、実際の景色から抽出した要素を極度に抽象化する大型絵画の連作《過程風景》として発表している。人々が社会を冷静に見つめ直すための風景表現の新たな地平を開くことを目指す。

《過程風景》2023

《連景十二柱》2023 

2023年、JR東日本より指名で10mの大絵画を制作。作品はJR長野駅の新幹線改札内に永久常設されている。駅の正面玄関に立つ十二本の列柱を主たるモチーフとし、土地に流れる時間や伝統、そこに生きる人々の繋がりを描いた。連綿と続く景色と、それらを繋いで進む鉄道にも思いを寄せている。

《Process Landscape - Taipei》2024

連作《過程風景》を、台湾台北で開催した個展においてライブペイント形式にて制作したもの。現地取材で発見した要素を抽象化した上で平面に再構築し、4日間を掛けて4mの絵画として完成させた。制約の多い環境下で、連続する身体動作を自らに強制したときの造形感覚を獲得する実験的な創作となった。

《Process Landscape - Taipei》2024

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