第8期生

崎村 宙央

SORAO SAKIMURA

映画

アニメーション

映像作家、アニメーション作家。自主制作アニメーションからキャリアを始め、その背景から感情に訴えかける映像作品を制作している。手描き作画・3DCG・実写を融合させた唯一無二のヴィジュアルスタイルを持ち、その豊かな表現力を武器に短編映画からMV、広告まで幅広く活動している。

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ポートフォリオ

《蝉の声、風のてざわり》2019

授業をさぼり、学校の踊り場に寝転がる青年。鳴り続ける蝉の声。日々の雁字搦めから逃げても、刻一刻と詰め寄って来る現実。身の周りの環境との間に不和を抱える青年が、心に渦巻くぐしゃぐしゃを文字通り『叫ぶ』。17歳、高校2年生、等身大の作者の葛藤と衝動を、手描き作画・3DCG・実写を交えた独自の表現で描く。

《The Swamp (All That I Can’t Leave Behind)》2022 

己の中に沈み込み、苦しみと共に拾って来た石が、ある瞬間自我を持ち、自分とは違う存在となる。そして自分を掬い上げ、想像もしていない場所へ連れていく。生きづらさを抱えつつも、創作と共に歩みを進めてきた作者のマイルストーン的作品。

《Warmth in a Puddle》2024

換気扇の音が響く部屋で、青年は一匹の魚と出逢う。歪な瞳をしたその魚を、主人公は他人だとは思えなかった。そして、主人公はその魚に誘われるように、摩訶不思議な世界へと落ちていく……
作者自身の「生きづらさ」を、幻想的に表現した短編アニメーション作品。講談社シネマクリエイターズラボ 第一回受賞企画。

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