第8期生

池田 翔

TSUBASA IKEDA

テクノロジー

インスタレーション / サウンドアート

2000年新潟県生まれ。 音による空間表現・空間演出に興味を持ち、レコーディング・ミキシング・サウンドデザイン・サウンドインスタレーションなどの立体音響を特徴とした制作を行う。音響についての研究も行い、学術的な文脈と芸術的な文脈の接続を行う。創作団体「やさい室」メンバー。

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ポートフォリオ

《flucting marcation》2023

開放型ヘッドフォンとマルチチャンネルスピーカーという2つのシステムを併用した立体音響インスタレーション。
2つのシステムによって生じる空間の境界線に着目して制作を行なった。
時に曖昧に、時に明確に境界線を変化させることで、単体のシステムでは再現できない新たな音場の表現を試みた。

《ambit acoustics》2021

フィールドレコーディングによる録音に変調と加工を施し、音によって現れる空間とその境界の変化をテーマとした音響作品。
空間再現や高臨場感再生を得意とする立体音響の特性が、こうしたフィールドレコーディング的な素材を使用した作品にも効果的であると考えて制作を行なった。

《ambit acoustics》2021

《過程風景》2023

矢野耕我(作曲),真田将太朗(美術),池田翔(音響)の三名からなる創作団体「やさい室」によるインスタレーション。
展示空間内の鑑賞者の、人数・位置・移動によって音響と映像が変化する仕組みを通して、一つの風景が形作られる過程に人を単純なオブジェクトとして統合し、自己認識を再定義する知覚体験を提供する。

《過程風景》2023

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