第6期生

竹歳 和真

KAZUMA TAKETOSHI

絵画

日本画

2022-23

《無花果》《「無花果」の大下絵》《写生》

日本画とは一般的に「無駄」と解釈される作業工程が重要となります。その中の一つとして私は「写生」に重きを置き、制作を行なっています。つまり徹底して対象と向き合い、本質を探る。画面に描く「いのち」のあり方を探り、自身の本意を問う時間との戦いでもあります。
本作「無花果」は大学近くの畑の隅に在り、自然に育ったものだそうで、手入れなどされていません。そのありのままに「いのち」を育む力強く、溢れる様に心惹かれ描くことにしました。
これまで学んできた日本画の伝統的な思想や技法を活かしながらも、最終的な作品のみの発表ではなくインスタレーションにて写生や下絵、過去作品なども展示することで、これまでどのような道を辿り本作品に至ったのか、作品とその背景も感じ取りながら御観賞いただきたく思います。

▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment vol.1『二回ひねって一度たつ』
▷▶▷▶ギャラリートーク:https://www.youtube.com/watch?v=RCmJBhk2_j4

《無花果》
《無花果》
《「無花果」の大下絵》《写生》

ご質問は下記のフォームより
お問い合わせください。