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AHMED MANNAN

AHMED MANNAN

絵画

2023-24

《 こうなるかもしれない自分の絵2 》《 母親と兄弟 》《 こうならないであろう自分の絵2 》

今回は『埋葬』をテーマに制作を行なった。私の父は海外出身で、宗教上の理由で土葬をしなければいけないことを何気ない会話から知り、今まで私自身がどのように埋葬されるかという事に無関心だったことや、私の生まれ育った日本では火葬率が99%の状況、また父と同じ家族の私が疑問を持たなかった事に目を向け、私含め家族の中に土葬という選択肢がある事を再認識した。作品は主に3点の絵画で構成されており、両端二つの絵画は、寝転がっている私の全身像をモチーフに左側が土を顔料にした油絵具で描かれており、右側が香炉灰を顔料にした油絵具で描かれている。また中心の絵画は、自分や弟、母などが写っている写真をモチーフに油絵具で描いており、自分達が土葬と火葬の選択肢の狭間にいる事を暗示している。

▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2023-24 vol.6『日々の触覚』

《 こうなるかもしれない自分の絵2 》2023《 母親と兄弟 》2023《 こうならないであろう自分の絵2 》2023
《 こうなるかもしれない自分の絵2 》

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