第5期生 | 活動支援

遠藤 茜

AKANE ENDO

工芸

2026

《not enough-10/11/12/16/18》

これらの作品は主に漆を用いて制作しています。漆はウルシの木から採れる樹液のことで、はるか昔からアジア特有の工芸素材として扱われてきました。この作品は布と綿を用いてぬいぐるみ状の支持体を作り、その上に直接漆を塗りつけるようにして制作しています。また、表面に貼られたシールも、漆と顔料のみで作り、漆で貼り付けています。漆は日常で滅多に扱うことのない特殊な素材でありながらも、身近な素材のように化ける特徴を持っており、それは立体的なイリュージョンでもあると考えています。また、元は柔らかかったものが、漆によって徐々に堅牢になっていくさまや、自主的にラベリングを行うさまは、工芸そのものが自分の居場所を確立してきたこれまで経験や存在の証明を表しています。

【活動支援生による出展作品】

ご質問は下記のフォームより
お問い合わせください。