第3期生

鈴木 茜理

AKARI SUZUKI

メディアアート | 工芸

2020

消費者、あるいは、当事者

観光客の落とした食べ物が散乱するその場所で、
森に住む猿は人間の食べ物を器用に食べ、そしてまた帰っていった。

「自然を壊している」と人は言うけれど

そこでは人間と猿の住む世界が曖昧に交わっていた。

猿は一年中食べ物に困ることもなく、
その場所に訪れる人間もまた自然に癒され、自然をサプリメントのように消費していた。

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