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倉敷 安耶さん、10月27日(金)から京都「haku kyoto」にて個展「あなたの髪のひとつ(だった)」を開催

3期生で活動支援生としても活躍する倉敷 安耶さん、2023年10月27日(火)〜11月12日(日)まで京都「haku kyoto」にて個展「あなたの髪のひとつ(だった)」を開催!

倉敷 安耶 個展「あなたの髪のひとつ(だった)」

この度、美術作家の倉敷安耶の個展「あなたの髪のひとつ(だった)」を開催します。
倉敷安耶は、他者と自己の関係性をテーマにした作品を発表しています。
本展では、髪にまつわる話をリサーチし、展示会場である美容室の顔もあるhakuで、髪を通じた神話や物語を取り入れた新作を展示します。
タイトルである「髪」というテーマは、かつて床屋が医療の立場であったルーツと現代の美容の側面である位置づけに倉敷は注目します。
また、「髪」をモチーフにした伝承や物語は、身代わりなど犠牲として扱わられる素材としても使われ、その他にも「髪」にまつわる話は多くあります。
さらに、「髪」はその人の印象づけるポイントとしても重要です。これまでの時代の流れで多くの髪型が生まれ、その年に生まれた価値観を表した一つの時代性のある象徴でもあるのではないでしょうか。
倉敷は、髪は人との関係性を持つことを表すものではないかと考えています。
他者が髪に触れるという行為は、信頼関係の築きにより生まれるものであり、心許しあえた関係性でないと容易に触れ合えるものではありません。
本展を通して、髪から始まる人と人の関係性について再考するきっかけになることでしょう。
文章:黒田純平

【アーティストテキスト】
魚だと売られていた蛇の身は道徳の名の元に踏み付けられた。
あなたの魚がそんなに美しいというならば、ぜひとも見せてほしい。
ずっと前はあなたの隣で眠っていた。
ああ、あなたの髪のひとつだったこともある。
幼い頃は母に髪をすいてもらっていた。
愛情の記憶を繰り返し撫でると、大人になったという寂しさがある。
大人になると生活が続く。
いっそ、誰かに所有されたいとか、誰かを所有できれば、そうやってアイデンティティーを他者に委ねたくなるときのこと。
私のものだった残骸を見て。
乳を持ち、子宮を持つ生き物。
不安や孤独を抱えたとき子供が大人に近付くけれど、健全な愛を知らなければ大人にもなりきれない。
子供の頃は知るよしもなかっただろう。
大人がこんなに寂しいなんて。
寂しさの呪縛に身体の一部を送ったりしましたか?
でもあなたのシャツのボタンをつけたり、部屋にある植物に水をやったりしたのは私。
それなら私もあなたの身体の一部が欲しかった。
かつてあなたの鱗だったもの。
その蛇はわたしの神様だった。悪魔だった。
あなたの容貌はあなたの親によく似ている。
私はこの髪を知っている。
つい昨夜も撫でた髪に似ている。
愛しい人よ。
それはあなたの分身。

文章:倉敷安耶

この機会にぜひご高覧ください。

【倉敷安耶 個展 「あなたの髪のひとつ(だった)」】
◾︎期間:2023年10月27日(金)〜11月12日(日)
◾︎時間: 12:00〜20:00 ※10/28のみ22時まで
◾︎休廊日:火
◾︎開廊日:月・金・土・日 ※水・木はスタッフ不在ですが、ご自由にご覧いただけます。
◾︎会場:haku kyoto(〒600-8032 京都市下京区中之町566)
◾︎主催:haku kyoto
◾︎キュレーション:黒田純平
◾︎入場料:無料
◾︎問い合わせ:Tel : 075-585-5959/ Mail : haku.kyoto.japan@gmail.com
◾︎詳細URL:https://www.haku-kyoto.com/

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