イベント
落合安奈さん、京都へ巡回展 & CAF賞入選作品展覧会に参加!
2期生の スクリプカリウ落合 安奈さんが、下記2つの展示会・イベントに参加します。
1点目です。
『 Ascending Art Annual Vol.2 まつり、まつる 』
ワコールスタディーホール京都の巡回展
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京都で巡回展を開催中です。
錚々たるアーティストの方々と、恵まれた現場で、東京のspiralに続いて京都のワコールスタディーホールでも展示させていただいております。
約2ヶ月に渡る長期の展示ですので、この秋から冬へかけて、京都へお越しの際は、是非お立ち寄りいただけると幸いです。会場は、京都駅(八条口出口)から徒歩約2分です。
今回は《One》のシリーズと《KOTOHOGI》を出品しております。
私は、日本とルーマニアの人々の信仰を扱った《KOTOHOGI》という作品で、新しい試みをしました。東京のspiralで既に見ていただいた方にも、新たな一面をお見せできると思います。どうぞ宜しくお願い致します。
また、こちらのワコールさんのスペースは書籍が充実しているそうです。
是非、お楽しみください。
【詳細】
『 Ascending Art Annual Vol.2 まつり、まつる 』
2018/10/4 – 11/24
(火)Tuesday ~(金)Friday 10:00-20:00
(土)Saturday 10:00-17:30
close:(日)Sun・(月)Mon・(祝)holiday
location:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
access:京都駅・八条口より徒歩2分 2minutes on foot from Kyoto Station.
入場料:無料
主催:ワコールスタディホール京都
企画協力:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
Website
https://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article86217
続いて、2点目です。
【CAF賞、ファイナリスト入選者展覧会】
ありがたいことに、CAF賞2018のファイナリストに選んでいただきました。
入選した《KOTOHOGI 》は、以下のコンセプトによって生まれた作品です。
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「異質」(土地や民族による差異)と「同質」(人類の根源的な共通性)が、
一冊の中で波のように繰り返す。
日本とルーマニア、2つの祖国における「信仰」を紐解く。
日本は極東の島国として、ルーマニアはかつて社会主義国であった影響から、
現在も昔のものが残るタイムカプセルのような存在だと表される事がある。
火や水の祭は、多くの国に存在する。
それらのイメージを連続させると、どれがどの国のものか次第にわからなくなってゆく。
2つの祖国に根を下ろすための個人的な行為から、あの時感じたような普遍的な感覚が立ち上がる。
それは、初めてアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所跡を訪れたときのことである。
現在の強制収容所跡は、かつての悲劇をほとんど感じさせないほどに整備が行き届き、
たどり着くまでに固めた覚悟を裏切られるような感覚に陥った。
そんな中、ふと前を行く正装したユダヤ人の集団に気がついた。
彼らが、収容者の肩掛けが展示されている部屋を通り過ぎようとしたとき、 最後尾の数名の中から微かな歌声が聞こえてきた。
真偽を確かめる術はないがそれは、自然と口から漏れた祈りの歌だと確信した。
彼の肩にかかっているもの(現在)、そしてガラス越しのかつての収容者の肩掛け(過去)が、
生きている時代の違いを超えて急速に結びつくのを感じた。
この時の強烈な経験から、「過去と現在」「見える世界と見えない世界」が結びつく瞬間を追い求めている。
そして分断されたかのように見える、現在と過去を縫い合わせ、地続きにする事を試みる。
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11月27日には最終審査、各受賞作品の発表、表彰式、レセプションがあります。
また、11/27より、「入選者展覧会」が代官山ヒルサイドテラスで始まります。
お近くへお越しの際はお立ち寄りいただけると幸いです。
【詳細】———————————————
「入選者展覧会」
2018年11月27日~12月2日(11−19時※最終日のみ17時閉場)
最終審査:11月27日 11-16時
表彰式・レセプション:11月27日 18-20時
会場:代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム