《骨を、うめる-one’s final home》
「人はどこに自分の骨をうめるのか」という問いから、人々の中に眠る「帰属意識」に焦点を当てる。ベトナムにて、江戸時代に鎖国政策に翻弄されながら異国の地で永い眠りについたある1人の日本人の墓と出会った。この墓の存在から、国策や、時に人々を隔てる国という境界を越えていく個人の想いについて考えさせられる。
●作品情報:カーテン, ベトナムの古い椅子, 写真, 映像, サウンド, 風, モーター, アクリル, 芯棒, ライト | サイズ可変 | 2019年
●展覧会名:Blessing beyond the borders - 越境する祝福 -
●主催・会場:埼玉県立近代美術館
Photo: Masanobu Nishino