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「soiのてはじめ」はじめました。(岩崎 広大さん)

クマ財団1期生の岩崎 広大さんが取り組む新しいプロジェクトのお知らせです!

プロジェクト報告・展示のお知らせ

「soiのてはじめ」とは、「solution of issue」と「寄り添い」という2つの意味を含めた言葉です。

変化していくことが常な現代において、”新しくできるもの”には”失われていくもの”があります。そのような現状から私たちのこれからの未来を考えるきっかけを作るために、「公共事業により失われてようとしている街、これから」に焦点を当て、アートを通して考える場所を作ります。

現在、私たちの住む関東圏では都市開発が盛んに行われ、常に街がアップデートされているのを感じます。新しいものへ変わっていくスピードの速さに、失われるものに気づく余裕すらない。未来の都市は、一体誰が何を目指して作られているのでしょうか。

長崎県のとある小さな町が、公共事業による開発の影響で失われる危機にあります。町の住民は約60年もの間自分たちの土地を守り続けています。そんな彼らの姿を見て、都市に住む我々が忘れていた何かを感じました。そこでまず、その町の環境や人、問題に寄り添うことから始めよう思いました。

受け継がれてきた風習、自然との共存方法、コミュニティ、彼らが守ろうとしてきた物を知ることが、今後の未来の考える為の重要なケーススタディになるのではないでしょうか。

昨年より私たちは、この失われる危機にある町に滞在し、取材を通じて作品を制作しています。第一回目の報告展を長崎県立美術館 運河ギャラリーにて2020年3月に開催致します。

『soiのてはじめ』

会期:2020年3月13日(金) – 3月15日(日)

会場:長崎県立美術館 運河ギャラリー
長崎県長崎市出島町2番1号

開館時間:10:00 – 20:00

入場無料

参加作家:岩崎 広大 / 亀倉 知恵 / 西尾 佳那
マネジメント:古家 那南

協賛・後援:patagonia
助成:東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト

Instagram: soi_no_tehajime

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