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AHMED MANNANさん、9月13日(月)より開催のグループ展『On the river』に出展

5期生のAHMED MANNANさんが、9月13日(月)より二子玉川公園 眺望広場階段下の多摩川河川敷で開催されるグループ展『On the river』に参加します!

『On the river』

このグループ展では、二子玉川駅から歩いて10分〜15分ぐらいの眺望広場階段下の多摩川河川敷に10人弱の作家による作品が野外展示されます。

詳細は、コチラの展示専用アカウントへ。

若手アーティストたちによる、現代の「絵画」に対する問いかけを感じてみてください!

■会期:2021年9月13日(月)‒9月19日(日)
■最寄駅:二子玉川駅
■会場:二子玉川公園 眺望広場階段下の多摩川河川敷 (二子玉川駅から徒歩10分)
※緯度・経度:35.606530, 139.632471
■時間:10時-19時
■参加アーティスト:
鳥野見知高、AHMED MANNAN、高久秀美、海野望殊、大上巧真、砂原光、関野翼

【展示ステートメント】
絵画なんてどうでもいいんだ。今日の絵画は期待されていない上に新しいものは生み出せず、多くの画家は文化的な発展を放棄してきた。私たちはデゥシャンのような逸脱を生み出すことが正に芸術だと、現代アートに則って作品を多く生み出してきた。100年に満たない潮流に身を委ね、2000年以上続く絵画の歴史に終止符を打ってしまったのだ。細分化されまとまりのない「個」が強調された社会に飲み込まれているとも言い換えられる。私たちは物体の、絵画という言葉に縛られ、時代によって形容が変化していく絵画を信用できなくなってしまっているのだ。前時代にフィットする作品が取り沙汰され、新たな大きな価値を宣言することは難しくなってしまった。今、クールベのように、万国博覧会の隣で個展を開かなくてはならないのだ。

河川の隣で展示することは刻々と変化する環境の中で絵画がいかに静物的であるかを強調させる。地面に落ちている石と同じように、そこにある「絵画」に、私たちは価値をつけ賛同を得ようとしている。「なんでもない」ものに本来価値はない。人間が手を加えることで芸術として昇華したと捉えたに過ぎず、作家や作者と関わりのない「絵画」は人間の尺度で測れるような事柄ではない。実際に値段がつき売買されることが本質である現代アートとは一線を画して、私たちは絵画を扱うべきだ。
流れゆく風や水の流れと、固定された石や草。置かれた絵画。色彩や線の表現。そこに何を見るかは見るものの連想に任される。大気を通して捉えた対象の外面だけではない、見えないものをみせるのが絵画なのだから。
ただ何も感じず、何も見なくてもよいということだ。

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