第5期生

上原 あかり

AKARI UEHARA

版画

1999年栃木県生まれ。現在、東北芸術工科大学大学院 修士課程に在籍。
「心の宝石」をテーマに、塩化ビニール製の板に直接描画する「ドライポイント」という版画技法で作品を制作。
透明な塩ビ板に「夢」や「記憶」などの不確かな気配を投影し、ニードル(針)による繊細な描写と豊かな色彩表現で幻想世界を創造する。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

薄氷は青い夢のように

ドライポイント(塩ビ版) 710×1010mm 2020
薄氷のように儚く消えてしまう夢や幻、美しい記憶を内包した7つの「心の宝石」をイメージして制作しました。
第45回全国大学版画展で優秀賞を受賞した作品です。

優しい気持ちと穏やかな眠りを

ドライポイント(塩ビ版) 110×100mm 2020
自分の心の純粋な部分に存在する穏やかな幻想世界をテーマに制作しました。
絵の中には、星が飛び出すきらきらのパフェや美味しいアイスクリーム、楽しい夢を見て微笑んでいるうさぎ、雲に乗ってひと休みするねこなどのキャラクターが隠れています。

体温と幻

ドライポイント(塩ビ版) 110×60mm 2020
時間とともに儚く消えてしまう虹のように、手を離したら消えてしまう仄かな体温の余韻と、心の中で天気のように変幻し循環する恋愛感情をイメージして制作しました。

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