第3期生 | 活動支援

倉敷 安耶

Kurashiki Aya

絵画

現代アート / 平面 / インスタレーション / パフォーマンス

2020年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在は東京を拠点に活動。 平面作品、パフォーマンス、インスタレーションなど複数のメディアを取り扱う。人々が分断された個体である事を前提に作中で他者との密接なコミュニケーションや共存の模索、またあるいは融合などを試みる。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

Grave #11

日常で撮影した数枚のスナップフォトをデジタル上で合成する。抽象化された画像は全体で1つのもののように見えるが、そこには個々の写真が含まれている。「個は他と結合された全体であるが、同時に、全体はそれぞれ個でもある」という矛盾した状態を目指す。

8

3つの作品から構成される複合型作品である。木製パネルに転写を施した囲い型の作品の中で、浴槽を使用したインスタレーション、鑑賞者とコミュニーケーションを直接測るパフオーマンスを行う。これは「共にあること」をめぐる思策であり、「境界の向こう側を想像していくこと」を鑑賞者と共におこなっていく。

Self portrait : I wear my late grandma’s clothes. #05

祖母の家の中で祖母の遺品の服を着た倉敷が歩き、あたかも祖母のように家中を徘徊する。倉敷が撮影をした祖母の死後の時間軸・死後に徘徊する祖母の霊、そして倉敷が写真のなかで過去にあった祖母の姿へと変わる過去の再現・生きていた当時の祖母の再現。二つの時間軸が交差する同一場所で倉敷と祖母は同時に存在する。

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