第7期生

河田 歩里

AYURI KAWADA

工芸

金属 / 伝統工芸

2001年広島県生まれ。広島市立大学大学院芸術学研究科金属造形研究室 在籍。「金属で描く」をテーマに、伝統的な技法や素材を用いて作品を制作。絵を描くように、歌を歌うように、自己表現としての伝統工芸を信じている。私の心に留まった自然の風景を、誰かの心にも留まるように描き出したい。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《 赤銅象嵌小箱「水面」》 2021

「水面に目を向ける。流れゆく命を感じる。」花が落ちる。川を流れゆく椿の花は、命の流れを連想させる。異なる種類の金属を切り出し、パズルのようにピタリと合わせて接合する「切嵌象嵌」という技法を用いて描き出した。

W129mm×D89mm×H37mm
素材:赤銅、銀、四分一、真鍮、銅、金箔、タモ、漆

《 切嵌象嵌接合せ花器「垂水景」》2023

「木々の隙間、水が岩場を駆け下りる。」涼しい山の中、遠くのほう。青々と生い茂る木々の隙間を縫って、滝は軽快に落ちて広がる。

W78mm×D42mm×H220mm
素材:赤銅、四分一、銀、プラチナ箔

《 切嵌象嵌接合せ小箱「流花景」》2023

「急流のそばで、穏やかに時を刻む。」勢いよく水の流れる新緑の山峡。ふと川辺に目を向けると、岸に沿って緩やかな流れがチサの落花を運んでいる。

W145mm×D107mm×H50mm
素材:赤銅、四分一、銀、真鍮、銅

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