第2期生 | 活動支援

久保 暖

Dan Kubo

音楽

音楽家。独自の手法で生成した音を用いて有機的な電子音を奏でる。2018年夏季にソロEPをはじめ多数作品をリリース。美術分野では、現象を抽象化して時間軸上で拮抗を扱う空間作品を制作する。東京藝術大学大学院音楽研究科修了、同大学院美術研究科在籍。

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ポートフォリオ

修景

インスタレーション 2018年 東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻音楽音響創造修了制作展
人間の演奏を出力とするインスタレーション。あらかじめ設定された音楽の時間軸上のデザインは存在せず、人間とプログラムの相互作用によって自動的に楽曲が展開する。

Rhythopus

演奏システム・空間映像作品 2018年 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
Rhythopus(リゾプス)は変形菌の繁殖をモデルにした演奏システム。2人のユーザーが音を発する菌を配置して、相手を侵食し合うゲーム。ゲームでの戦略がリズム構造を創発し、音楽へと昇華する。

浮動

インスタレーション 2015年 はならぁと ADSR展
暗転された空間内で発光する粒子が浮遊するように動きだすインスタレーション。粒子の動く音は加工・増幅され、スピーカーからドローンミュージックに変換されて出力される。粒子は暗闇の中で離散・集合を繰り返して群れる生物のように振る舞い、鑑賞者に生命性を知覚させる。

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