第4期生 | 第5期生

大塚 健太郎

KENTARO OTSUKA

舞台芸術

1998年生まれ。神奈川県出身。劇作家、演出家。劇団あはひ主宰。早稲田大学文学部卒業。古今東西の文学作品を題材に、それらを解体し、再構築する作劇手法は、「きわめて現代的な、ヒップホップ的感性による方法」として注目されている。

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ポートフォリオ

短編_流れる

COVID-19パンデミック、緊急事態宣言の発令等を受けて中止となった公演『流れる』をもとに、1/50スケールの模型と、俳優を模した人形を用いて短編の映像作品として再制作。ストーリーは能の『隅田川』に則りつつ、松尾芭蕉や鉄腕アトムがオフビートなやりとりを展開させていく。

どさくさ

川のほとりにあるらしい家に集まった若者たちを巡る、曖昧な生と死の物語。落語『粗忽長屋』を題材に、夢幻能の形式を使用して、現在を描いた。過去三作を「隅田川三部作」と捉え、その「セルフ・リミックス・バージョン」として制作。下北沢本多劇場にて上演した。

ソネット

シェイクスピアの『ソネット集』と、その翻訳者の吉田健一(『十四行詩抄』)による随筆『海坊主』を重ね合わせ、三人の男女の過去と現在がシームレスに描かれる。詩を演劇に翻訳する試み。

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