第9期生

塚田 優乃

MASANO TSUKADA

音楽

作曲

テクノロジーと器楽の関係性を探る研究を軸に、音響効果を活かしたサウンドの“面白さ”や“ときめき”を作品を通して届けることをテーマに創作を行う。
現在、京都市立芸術大学音楽研究科修士課程作曲専攻に在籍。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《沓×音》2022

2022年の京都市立芸術大学の移転を前に、現代音楽研究会clubMoCoの有志メンバーで音のアーカイブ展を企画し、キャンパスで聞こえる音(美術学部の人が木をやする音や金属を切断する音、音楽棟から聴こえる音など)を収音した。それらの音を用いたミュージック・コンクレート作品の制作を担当した。
https://on.soundcloud.com/7J9SANEeP3RScQZ3s8

《Crystallization》2024

雪の結晶を観察した際に角度によって異なる色が見えたことから着想したアコースティック楽器のみの編成による作品である。雪の結晶をイメージしたキラキラとした効果音を作るところから制作をはじめ、制作した効果音を音響解析し、得られた解析結果をモチーフとして扱った。

《aura》2024年

人間の内面から放たれるオーラが空間へ拡散する様の音楽表現を試みた作品。オーディオエフェクトの一つである「ディレイ」の効果に着目し、ビブラフォンの音の粒を4本のクラリネット群で遅延・反復させることにより残響の拡散を演出した。

ご質問は下記のフォームより
お問い合わせください。