第8期生

能條 玲衣

REI NOJO

工芸

2000年神奈川県生まれ。金沢美術工芸大学 美術工芸研究科 工芸専攻 漆・木工コース在籍。「漆芸技法を用いた愛情表現」をテーマに立体作品を制作。形としては存在しない愛や絆、そこに生まれる感情を作品を通して視覚化し、作品と鑑賞者間における言葉を必要としない対話を提示していきたい。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《唐犬》 2022

W860mm×D390mm×H900mm
素材:桧、漆、麻布、鮑、樹脂


犬が人と共生するなかで与えられた役割の一つである「守護」をコンセプトに制作。木芯乾漆技法と⾦箔を⽤いた独自の変塗りを用いて木材特有の重厚感や逞しさ、美しい⽑並みを表現した。

《唐犬》 2022

《翠雨》2021

W580mm×D370mm×H500mm
素材:漆、麻布、砥粉、鮑、樹脂

「愛らしさ」をコンセプトに、初夏の雨の中退屈そうに眺める子犬を脱活乾漆技法を用いて制作。子犬の瞳には青々と茂る若草が雨に濡れて輝く美しい風景を映すと共に、子犬の生き生きとした生命感を表現した。

《翠雨》2021

《ぬくもり》2023

W380mm×D370mm×H1170mm
素材:漆、麻布、白蝶貝、金粉、樹脂

私自身の過去の記憶をもとに、脱活乾漆技法を用いて他者への愛情が芽生える瞬間を表現した。互いに触れ合い、共に成長することで育まれた愛は私たちを温かく包み込む。

《ぬくもり》2023

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